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ゲームタイトル メーカー ジャンル
怪奇! ドリル男の恐怖 テトラテック 洋館ADV
パッチの要不要 攻略の要不要 一言感想
HPにパッチがありません 無いとかなり辛いです Hのあるバカゲー

発売前から気になっていたゲームだったのですが、
お店に行って手に取ったときは心の底から
「やってくれる!」
そう思いました。

そう、その素晴らしいパッケージをあえて判りやすくたとえて言うならば…

「プラモの箱?」


パッケージ、もしくは雑誌・ソフトハウスのHPなどでみてください。
不可ではないですが、良と言うには……な感じです。
色の塗りはセル画に近いですね(^^ゞ

CG登録される絵の他に、破れていく服の立ち絵もなかなかHぃです。

音楽
基本的にあまりBGMがかかりません。
静かです。
ドリル男が襲ってくるよ、という警告としてBGMが鳴ります。
臨場感を盛り上げる音楽ですが、聞ける時間がものすごく短いです(^^ゞ

システム
ロード時に不具合が出る可能性が高いのですが、
パッチが無くとも何とか出来ます。
が、それは根性も必要です(^^ゞ
移動時にキャラによって入ったことのある部屋が
見えたり見えなかったりすることもありますが、プレイに支障はありません。

部屋を移動し、迫り来るドリル男を撃退したり逃げたり隠れたりして
館の謎を解き明かし、妹たちと脱出するのが目的です。

ドリル男はある意味「クロックタワー」のシザーマンに似ています。
出会ったらマウスをガシガシと動かせば逃げることが出来ますが
撃退するかやり過ごすまではおいかけてくるので結構疲れます。

シナリオ
3人姉妹が道に迷って洋館に入り、その洋館に閉じこめられ、
ドリル男に追い回されたり部屋にある服を着替えて館の謎(?)を解いたり
いろんなキャラやモンスター(?)に襲われたりします。

3人の誰を主人公ではじめるかによって、クリアに必要なアイテムや
話自体が微妙に変わっていきます。

全体を通して
世の中には、「出来が良さそうだから欲しい」というゲームと
「出来がいまいちだとは思うけれど欲しい」
というゲームが存在します。

まごうことなく、このゲームは後者です。

しかし、着眼点は非常によいと思いました。
ドリル男と出会うとそれを振り払ったり、部屋に置いてあるオブジェで追い返したり
はたまた家具などに隠れてやり過ごしてみたり
そのこと自体は結構楽しいです。
が、どこで何をすればよいのかがさっぱり判らず、
特定の服を着ていればイベントが起こるとはいえ、それがどこでどのように起こるのか
ほとんどノーヒント。

攻略無しでやってられるかーーーっ!!!

と、言う部分がかなりありました。

ストーリー自身は、すでにドリル男(正式名称リンガ=リンガ)が出てくる時点で
何が起こってもおかしくないと思え、
どんな無茶な設定も違和感なく見られます。
触手モノ、怪物モノHといったHシーンですので、それがお好きな方には
結構楽しめるかと思います。

システムまわりにかなり不安があるので、それだけはご注意ください。

しかし、某先行者よりずっと高性能なリンガ=リンガをもっと有効に使う人がいない事が、
このゲームを「バカゲー」と呼ばせるのかもしれません。

私個人は結構楽しんでプレイできた1本です。