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パッチの要不要 攻略の要不要
一言感想
要りません 要りません 戦国モノより
現代編が面白い

パッケージを飾るのは3人の女忍者。
戦国の世の中、時には敵に掴まり縄で縛られ拷問を受ける女忍者…。

そんな妄想は叶えられますが、それ以外の話に入った方が
面白かったりします。


程々に整った原画です。
構図も色々とあり、たまに「あれ?」と思うような絵も混じってはいますが
根本的に悪くないです。

が、「何でこんなポーズとってるの?」と言いたくなるような立ち絵もあります。

音楽
状況にあった音楽ですが、「これは凄い!」と言うほどでもないです。
ただ、安定した音楽なので悪くはないです。

システム
インストールに必要な空き容量は1桁台、それでも快適に動きます。
動作に関係するバグは機種によってあるそうですが、
当方のPCでは不具合はありませんでした。

ストレス無く進められ、とても快適です。
メッセージスキップも性能良く、Hシーンはシーン回想モードがあるので
後でもじっくり見られます。

シナリオ
売れないアクション俳優が映画の撮影中に起こったアクシデントにより、
過去の戦国時代によく似た異世界へ飛ばされる話です。
飛ばされた直後の戦闘シーンでどんな行動をとるかによって、
異世界で戦いに混ざる話・異世界で主人公が鬼畜になる話・
現代に異世界で戦っていたキャラが来てしまう話、
以上の3種類のどれかに進んでいきます。
その先でまた分岐し、複数のエンディングに別れていきます。

文章自体は悪くないですが、「忍者物」として定番の
鬼畜陵辱モノの部分が少なめです。
それぞれの話への分岐は、「この選択肢を選ぶとどの話へ行く」という
ヒントが一切無いです。
その代わりに選択肢の数はそれほど多くなく、すぐに全エンドは見られます。

全体を通して
Hシーンは程々に。ゲームは1プレイは短く。Hは純愛・鬼畜の両方が。
システムも軽く、スキップも早く、シーンリプレイがあるので
ちょっとした空き時間にプレイするのに良いゲームだと思います。

あくまで「お手軽」にやるゲームなので、
奥はあんまり無いです。
感動とか、終了した後に胸に残る感慨とかはほとんど無いです。
特に異世界編は、エンディングによっては
「なんじゃいこりゃあ!」
といったオチになっています。

パッケージは異世界編ですが、現代編のエンディングの方が
ハッピーエンドっぽいです。

ダメじゃないですが、良いとまで言うには足らない部分が見受けられました。