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ゲームタイトル メーカー ジャンル
螺旋回廊２ ruf サイコホラー陵辱ＡＤＶ
パッチの要不要 攻略の要不要 一言感想
無くてＯＫ 無いとキツイ 陵辱されゲー
前作「螺旋回廊」の数ヶ月後、前作と少しだけ関わりのある場所とキャラで
再び凌辱劇が行われます。

とりあえずご注意。
これはゲーム、フィクションです。
現実にありそうだけどそうそう関わることのない話です。
「現実に近いけれど非現実」というスレスレ感が楽しめない方には
お薦め出来ません。

詰め込まれた凌辱シーンはなかなか幅広く、やってることはかなり過激です。
が、女の子が調教されるのを見るのではなく
主人公が絶望感を味わう系統なので、
Ｓ気質の方よりＭ気質の方のほうが楽しめるかも知れません。

声優さんはなかなか熱演です。
テキスト履歴を見るときだけでも良いですから、
一回は声を聞いてみても良いかと思います。

絵

少女マンガっぽい顔立ちの原画です。女の子は巨乳系が多いでしょうか(^^ゞ
男の人も一部除いてかっこいいです。
時たまＨシーンで体のバランスが気になるときがありますが
全体的にはボンキュッバンというスタイルの女の子ばっかりです。

背景は……悪くはないですが塗りも含めて特筆するところはないと言うか、
実写を入れてるのであまり手が込んでるようには見えないです。
とりあえず普通かすこし寂しい、といった感じです。

音楽

ＯＰ・ＥＤがＩ’ｖｅ、その他は違うところが作ったそうですが、
なかなかどれもかっこいいです。
一部どこかで聞いたことがあるような感じの曲もありましたが、
総数３７曲はなかなか多い方かなと。

システム

アドベンチャーに分類しましたが、ノベルに限りなく近いです。
ウィンドウサイズが細かく設定出来ますが、
１００％の状態で見ないと線画ギザギザします(>_<)
既読スキップ・一つ前の選択肢に戻る・テキスト履歴の読み返しで
音声付きで飛ばしたテキストを読み直せる等、
結構色々細かくて便利です。
必要インストールも４００Ｍとコンパクトです。
誤字が少しだけある程度でバグも特に見あたりませんでした。

難を言うなら、何度もリプレイしないとエンディングが埋まらないのに
途中にあるＨＰ閲覧箇所をスキップできないのが気になりました。

「●のシナリオで×の選択肢を選んでから○のシナリオで
■のエンドを見て△のシナリオを見る」ぐらいのことをして
ようやく見られるエンディングが殆どなので必然的に再プレイ回数はかなり多くなり、
少しの面倒もトータルでは大きな邪魔になってます。

シナリオ

二人の男性による「弘樹編」と「圭一編」によってストーリーが語られます。
それぞれのシナリオでどういう選択肢を選んだか、
どのエンドを見てからどちらのシナリオに入ったかで
見られるエンディングが変わります。

登場人物達がそれぞれの事情で「ＥＤＥＮ」というサイトの
運営・利用者達の魔の手にかかっていきます。
有名な怪談話のような展開や人の心の恐さ、
ネットの恐さなどの要素の入った
「本当にありそうな怖い話」になってます。

Ｈシーンは随所に出てきて、凌辱シーンのシチュエーションも
多種多様に取りそろえてあって凄いんですが
「エロ」と言うよりは「キツイ」モノを見ている感じが強いです(>_<)

話自体は面白いんですが、主人公達の精神的な弱さが
かなり目立つのがちょっと気になりました(^^ゞ
前作にはあった女性側の視点でストーリーを語る部分が無くなったのは
かなり残念なところです。

全体を通して

怖いし、凌辱バンバンでした。

けど、凌辱好きな方でもこのゲームの好き嫌いは別れると思います。

ストーリーは面白いんですが、何しろ怖すぎるのが…(T_T)

前作とかを知らないと判らないことや、
このゲームをプレイしただけじゃ判らない謎が多いのは
「１つのソフト」としてはかなり不満です。
これを買う人全員が前作や続きも買うとは限らないんですから、
このソフト単体だけでもすっきり話が終わるようにして欲しかったところです。

エンディングを見るための条件がシビアな上に、
選択肢の扱いも、選択内容がストーリーに影響を与えるのではなく
ただのフラグ立てにしかなっていない事が多いのは拍子抜けでした。

グラフィックも好きな人には良いでしょうし、話やコンセプトも悪くない。
音楽は良い方でシステムも使いやすく、
色々熱中出来る要素も多かったので「良」にしておきますが、
前作をやっていない人には「絶対良いモノ！」とはちょっと言い難いです。(^^ゞ
プレイを考えてる方はまずは前作をやってみてから考えてください。