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ゲームタイトル メーカー ジャンル
ONE
〜輝く季節へ〜
Tactics 恋愛ADV
パッチの要不要 攻略の要不要 一言感想
無くて問題なし エスパーかスタッフでない限り
あった方がよい
難しい・H薄い・でも良い話

初回版をプレイしました。
ディスクが随分すっきりしたデザインでありながら、
なにやら上下左右に線がついているのを不思議に思っていましたが、
ゲームディスクが時計の文字盤になる
と知った後、納得しながら突っ込みました。

「ディスクは飾りかっ!」
(シャレ抜き)


18禁というジャンルのゲームの絵としては、
あまり見かけない系統の絵柄です。
かわりに「ぷよぷよ」「ドラクエ」系の同人誌では
よく見かける系統です。
好き嫌いが激しく別れる絵柄だと思います。
立ち絵などでデッサンというか、
骨格が非常に怪しいものもありますが(^^ゞ

色の塗りはすごく良いわけでもないですが悪くもないです。

Hシーンは着衣(しかも制服)がほとんどです。

音楽
非常によいです。
曲の種類もバラエティ豊かで、音楽単独でも凄く良いです。
が、BGMとしてかかっている方がより効果的という
かなり理想に近い音楽です。

システム
特にストレスを感じさせず、快適に動きます。
早送りも性能良く、セーブは随時できます。

シナリオ
誰かとの「絆」を結ぶために、
主人公・折原浩平は自分を取り巻く女の子達と恋をしていく…。

これ以上ストーリーを書くとネタバレになってしまうのでここまでにします。

個人的な思い入れは別ページに書いたのでそれ以外を。
全体を通してのテーマは重く、
世界観は少々難解です。
が、それは「ゲームの世界なんだから」と割り切れば何の問題もありません。

女の子に好かれまくってハーレムを味わうのではなく、
「女の子との恋愛をしていく」と言った趣です。
キャラクターの言動は面白く、テンポも文章力も良いです。
誤字が少々あり、シナリオの担当者が違うと
若干主人公の性格に違いが出ますが、それも許容範囲内だと思います。
ただし、Hシーンは少ないです。

全体を通して
音楽の使い所も良く、またその曲も良く、
文章も良く話やキャラの描き方も良い。
演出も、技術力や経済力の都合はあるかと思いますが、
そのなかでも有効的な見せ方を考えて作ったという感じが見受けられ、
そういった点を考慮して私は「優」と評価を付けました。

とはいえ、Hに重点を置く人や、判りやすいシナリオを求める人にとっては
かなりつまらない物と感じるでしょう。

それに、攻略の難易度が高く、何の前振りも無しにゲーム中盤で
「右」「左」の選択肢が出てきて、
選択が間違っているともうバッドエンドにしか行かなくなると言うのは、
かなりきついです。

また、絵柄が特徴あるので駄目な人にはダメかも知れません。

最終的に、私個人としては「優」、ただし人によっては
「並」以下まで落ちる可能性があるという
とても不思議なゲームです。